■国分寺の自然

…国分寺市の環境保全…
写真−  日本で自然破壊が叫ばれ、環境保全の重要性が論じられて20年以上が経過している。しかし掛け声とは裏腹に、大部分の日本人は、また行政も、それほど真剣にこれらの問題に取り組んではいないし、興味も示していない。その証拠に、イギリスの環境保全団体ナショナル・トラストは現在200万人近い会員数を有し、22万8700ヘクタールの庭園や樹林地,825キロに及ぶ海岸線を所有しているが、日本では最大の自然保護団体「日本野鳥の会」の会員数がようやく5万人に達したところである。
 この会員数の違いは明らかに口先だけの自然保護の証明であり、これは国分寺市も例外ではない。国分寺市に は以前より「公園緑地整備基金」という緑地保全の為の基金があるが、市民からこの基金に寄付があったという話はほとんど聞かないし、ここ3年間で市の緑被率は4%以上低下している。市の緑の減少を本当に心配するならば、市民も行政も基金の充実を真剣に考える時期に来ている。(s)
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