国指定史跡　土佐国分寺
　天平十一年聖武天皇の勅願として僧行基の創建と伝えられ、弘法大師の中興で四国二十九番札所となる。鎌倉時代初期より戦国時代にかけ幾度か火災にあい現在の建物は永禄元年、長曽我部元親が再建したもの山内時代にも寺料を与えられ建物の造営は藩の手になった。
　天正地検帳には方六町とあり古は七重塔があったと伝えられ法灯の盛りなることは土佐の国随一であった。金堂と仏像二体並に梵鐘は国の重要文化財。また創建当時の土壇に依り寺域は国の史跡に指定されている。

写真−土佐国分寺の庭園と土佐国分寺の伽藍

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