■地域の話題

…2002ワールドカップで大活躍のカレー屋さん…

   西国分寺北口から西へ商店の並ぶ数件先にカレーハウス「すぷーん」はあります。こちらのご主人は、32年間ホテルニューオオタニのコックとして働き50歳を期に勇退。昨年は2002ワールドカップへ参加したカメルーン代表チームの厨房を預かり、チームに貢献されました。
 多くの人に愛されるカレーは、30種以上の香辛料とスープをベースに出来ます。この香辛料の中には黒コショウ、ジンジャー(ショウガ)、ニンニク、ターメリック(ウコン)、チリペッパー、唐辛子、チャツメさらにはフルーツなどなど、まさに体に良いものの集合体です。その作用は食欲不振にきき、発汗作用、整腸機能、血行促進と良い事ずくめ。また、組み合わせは世界の国々また家々で様々です。組み合わせを想像するだけで無限大の料理といえるでしょう。
 では、プロと家庭のカレーの決定的な味の違いは何なのでしょう。「まず大きな違いは玉ねぎだよ」とご主人は言います。玉ねぎをたっぷりと使い、弱火でじっくり2時間も炒め続けるのだそうです。そうすると玉ねぎは元の重さの3分の1程までになり、あめ色に変わるそうです。この玉ねぎがうまさの秘訣だそうです。家庭でも時間さえあれば挑戦してみたいものです。
 その味の差は歴然でしょう。最近では、カレーの楽しみをさらに広げているのがトッピングです。トンカツ、コロッケ、鳥のから揚げ、焼き野菜はもちろんのこと、ココナッツ、チーズ、マヨネーズ、生卵、納豆など、さらにご家庭でオリジナルに挑戦することも楽しみとなるでしょう。あったかいカレーを囲んで、家族の会話もはずむお料理の話でした。


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